今月のテーマ ☆スティーブ・ジョブズに学ぶ異次元の発想法 ~パート20~
2014/06/09
我慢さえできれば、うまくいったも同然なんだ。
ジョブズは、とても短気だったようです。
ところかまわず部下に質問を投げつけ、すぐに的を射た回答が返ってこないとバカ呼ばわりをする鬼軍曹でした。
ジョブズと社内で偶然出会うことを恐れた部下は、ジョブズが乗るエレベーターを避けたことまであったといいます。
しかし、短気なだけでは、アップルを危機から救い時価総額世界一の会社にできるはずはありません。
そもそも、経営はいいときばかりではなく、窮地に陥った時、苦境に立たされた時、切り抜けるのは忍耐力の“容量”にかかってくるのです。
「もうだめだ」となった時こそ経営者の出番
晴れた日にはどんな経営者でもやっていけます。
大雨が降り「もうだめだ」となった時にこそ経営者の出番がやってくるのです。
そして、ジョブズは窮地を何度も脱出してきたのです。
アップルを追い出されたとき、ネクストが赤字で苦しんでいた時・・・。
短気なジョブズにして、「我慢さえできれば、うまくいったも同然なんだ」と忍耐力の大切さを語らせていたのです。