今月のテーマ ☆孫子の兵法 パートⅣ
2016/05/01
皆さんもご存じの「孫子の兵法」
今、多くの経営者が自社の経営戦略の参考としておられます。
その中の一部をシリーズで紹介していきます。
兵の形は実を避けて虚を撃つ。
戦いの形、作戦は、敵の備えの厚いところを避け、隙のあるところ、手薄なところ、油断しているところ、すなわち「虚」を衝け。
※個人的に、この言葉こそ「孫子」のもっとも重要な言葉と考えています。この言葉の前に「兵の形は水に象(かた)どる」があります。
兵は詐(さ)を以て立ち、利を以て動き、分合(ぶんごう)を以て変を為す者なり。
戦いでは敵の裏をかくことを中心にすべきであり、有利なところを見極めて動くべきである。
自在に分散したり集合したりして変化の形をとっていくべきだ。
孫子は勝つためには、相手の弱点を見つけ、そこを攻めるべきと説いています。それが、最も傷を負わず勝つコツであると・・・。