今月のテーマ ☆孫子の兵法 パートⅤ
2016/06/01
皆さんもご存じの「孫子の兵法」
今、多くの経営者が自社の経営戦略の参考としておられます。
その中の一部をシリーズで紹介していきます。
主は怒りを以て師を興すべからず、将はいきどおりを以て戦いを致すべからず。
君主は怒りにまかせて軍を動かすべきでないし、将軍も憤りに任せて戦ってはならない。
※孫子は兎に角冷静であれ、と説く。孫子はクールで、物事にとらわれない姿勢を求めている。
先知なる者は鬼神に取るべからず。必ず人に取りて敵の情を知る者なり。
あらかじめ戦いの帰趨を知る者は鬼神のおかげではない。
必ず人(間諜)に頼ってこそ、敵の情報を得て先を読むことができるのだ。
※孫子の兵法の最後の章は「用間篇」。即ち、間諜=スパイの効用。
つまり、情報の重要性を説いている。